シャトー・マルゴー について
シャトー・マルゴーは、初めてボルドーで格付けが行われた1855年に、最高ランクにあたる第1級を獲得したシャトーのひとつです。そして第1級の中でもただ1つだけ、ジロンド県のテイスティングで最高得点にあたる20点満点を付与されたのも、このシャトー・マルゴーでした。シャトー・マルゴーは歴史上に多くその名を刻んでいます。18世紀にはルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人が宮廷に持ち込んだことで瞬く間にその魅力を知れ渡したと言われ、その後の19世紀には文豪のヘミングウェイはマルゴーを愛して幾度となくシャトーに滞在、愛娘にその名を贈ったこともあまりに有名な歴史上の出来事として語られています。5大シャトーの中でも最も高貴でエレガントな女性的な味わいと言われるシャトー・マルゴーは、『ボルドーの女王』『ボルドーの宝石』などと称される程、世界中の人々に崇め愛されているのです。
シャトー・マルゴー2006 の特徴・評価
2006年のシャトー・マルゴーは、依然として非常に若々しいワインであり、デキャンタとグラスの中でブラックカラント、葉巻の包み紙、黒トリュフ、ローム質の土壌、そしてうまく統合された新樽の深いブーケとともに広がります。 ミディアムからフルボディ、深みと凝縮感があり、豊かで生き生きとした果実の核、生き生きとした酸、洗練されているが権威あるタンニンを備え、成熟までまだあと10年は要するであろうパワフルでエレガントで筋肉質なマルゴーです。
ワイン・アドヴォケイト:95点
飲み頃:2026 - 2056
最終試飲日:2022/8/12
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