シャトー・オー・ブリオン について
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一右岸地区から格付けに選出されました。150年以上が経った今でも、それは変わることなく唯一無二の右岸シャトーとして、そして第1級格付けシャトーとして61シャトーの中にその名を連ねています。
シャトー・オー・ブリオン2019 の特徴・評価
グラスから漂うブラックベリーとプラムの香りに、鉛筆の削りくず、燃える残り火、クリーミーな新樽の概念が混ざり合った 2019年のオー・ブリオンは、フルボディでリッチな肉厚で、豊かで包み込むような核へと続くテクスチャーのアタックを備えています。 果実味があり、長く広がりのある余韻で終わります。 肩が広くて筋肉質で、豊かでパウダリーなタンニンがすでにシームレスに溶け込んでいます。 アルコール度数は 15% と、往年の偉大なヴィンテージよりもはるかに高く表示されていますが、過熟感はまったくありません。
ワイン・アドヴォケイト:98点
飲み頃:2033 - 2070
最終試飲日:2022/4/8
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