シャトー・オー・ブリオン について
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一右岸地区から格付けに選出されました。150年以上が経った今でも、それは変わることなく唯一無二の右岸シャトーとして、そして第1級格付けシャトーとして61シャトーの中にその名を連ねています。
シャトー・オー・ブリオン2012 の特徴・評価
2012 年のサウスウォルドのブラインドテイスティングで試飲した2012年のオー ブリオンは、非常に純粋なメルローからにじみ出る、ブラックカラント トローチ、カシス、イチゴの香りを伴うオープンで豊かなブーケを持っています。 味わいはミディアムボディで、2012年には珍しい贅沢な口当たりを持ちあわせています。丸みがあり寛大で、フィニッシュに向けてブラックプラムとブラックカラントが口の中で愛撫し、後味にはトリュフと白コショウの残留物が残り、15分後にはベーコンの脂肪またはイタリアの塩漬け肉のような、非常に豊かな風味が現れます。 このオー・ブリオンには愛すべきところがたくさんありますが、このブラインド ショーではラ・ミッション・オー・ブリオンと同じスコアを付けました。 2つのワインが成熟するにつれて、どちらが秀でたポテンシャルを出してくるのか、とても楽しみです。
ワイン・アドヴォケイト:96+点
飲み頃:2022 - 2055
最終試飲日:2016/10/29
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