ドン・ペリニヨン について
ドン・ペリニヨンは、シャンパーニュの地で偶然にも瓶内二次発酵され生まれたスパークリングワインの生みの親である修道士、ドン・ペリニヨン氏にちなんで名付けられた、老舗ドメーヌです。シャンパーニュの中でも長期の熟成を経て生み出されるヴィンテージ・シャンパーニュの草分け的存在で、一番下位ランクでも最低8年の熟成を要すると言われています。昔から素晴らしい作柄と認められたヴィンテージ以外はワインのリリースをせず、そのクオリティの高さと一貫した生産スタイルで瞬く間に国内外に熱烈なファンを増やしてきました。歴史に名を馳せるルイ14世もヴェルサイユ宮殿で愛飲されたという逸話は有名なものです。ドメーヌの誇る最上級の畑から収穫されたピノ・ノワールとシャルドネだけを単一年のみ使用するという独自のスタイルを長く貫き続け、今なお世界中から愛されるシャンパーニュとして知られています。
ドン・ペリニヨン2004 の特徴・評価
2004 ドン・ペリニヨンは、過去 10 年間にリリースされたワインの中で、瓶内で非常なきれいな状態に酵母が自己消化されたヴィンテージの 1 つで、洋梨、青リンゴ、ヨード、桃、スモークの香ばしいブーケを感じさせます。 口に含むと、ミディアムからフルボディ、サテンのような質感と肉厚で、果実の甘い核、上質なムース、ワインのようなプロフィールが特徴です。 2004年は今日もよく飲んでいます。今年初めの試飲時に書いたように、豊かで熟した2002年と力強いが際どい2008年の間にある2004年は、ドン ペリニヨンの優れた、しかしより古典的で典型的なスタイルです。
ワイン・アドヴォケイト:96点
飲み頃:2018 - 2036
最終試飲日:2020/4/10