オーパス・ワン について
オーパス・ワンは、ボルドーの第1級格付けシャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ロスチャイルド氏と、カリフォルニアワインの巨匠、ロバート・モンダヴィ氏という2大巨頭が、長年の思いを形にさせたと言われるまさに"夢のようなワイン"です。
ワイナリーはカリフォルニア州ナパヴァレーのオークヴィルに位置しています。オークヴィルは名門ワイナリーがひしめくナパヴァレーの中心部で、朝方まで濃霧が発生する一方、夏は30度を超えるなど昼夜の寒暖差が非常に大きな地域です。これはブドウにとって理想的な気象条件のひとつであり、ナパヴァレーが一躍偉大な赤ワインを生み出す銘醸地に名を連ねることとなった所以でもあるでしょう。
「オーパス・ワン」とは音楽用語で『作品番号1番』という意味で、「1本のワインは交響曲、1杯のグラスはメロディのようなもの」という2人の思いが込められた名前と言われています。
オーパス・ワンで生産されるワインはボルドースタイルで、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の濃厚な赤ワインで、アルコール度数の高い、長期熟成型のワインが造られます。1984年のリリースまもなくして、高級ボルドーワインに引けを取らない注目度となったオーパス・ワンは、2000年代初頭より価格が高騰の一途を辿り、瞬く間に世界に名を馳せるプレミアムワインの仲間入りを果たしました。
オーパス・ワン2017 の特徴・評価
2017 年、畑で火災が発生する前に果実の 91% を収穫していましたが、ファーストワインに使用するブドウは2区画分に留まりました。 2019年7月に瓶詰めされた2017年のオーパス・ワンは、カベルネ・ソーヴィニヨン81%、プティ・ヴェルド8.5%、カベルネ・フラン5%、メルロー4.5%、マルベック1%のブレンドです。 中程度から濃いガーネット紫色で、ゆっくりと香りが増し、ベイクドブラックチェリー、桑の実、ブラック ラズベリー、温かいカシス、ブラックベリーパイのしっかりとした印象が現れ、スパイス、酵母エキス、タプナード、甘草、ほこりっぽい土のニュアンスも感じられます。 ミディアムボディの味わいは、生き生きとした躍動感があり、ジューシーなラズベリーとカシス入りのフルーツの風味と、熟した贅沢なタンニンに支えられた爽やかなラインが特徴で、長く優雅な余韻をもたらします。
オーパス・ワン2017 の受賞歴
ワイン・アドヴォケイト:95点
飲み頃:2021 - 2036
最終試飲日:2019/11/1
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