シャトー・オー・ブリオン について
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一右岸地区から格付けに選出されました。150年以上が経った今でも、それは変わることなく唯一無二の右岸シャトーとして、そして第1級格付けシャトーとして61シャトーの中にその名を連ねています。
シャトー・オー・ブリオン1999 の特徴・評価
深みのあるプラム、カラント、ミネラルの香りが、濃縮された美しくバランスのとれたピュアな1999年のオー・ブリオンから現れます。 1979年や1985年などの年と同じ型から切り取られたように似ています。豊かな果実味の中にグラファイトのヒントがあります。 このワインはミディアムからフルボディで、ニュアンスがあり、繊細で深みがあり、挑発的なまでにエレガントです。 オー・ブリオンだけが達成できるであろうスタイルで造られています。 余韻は非常に長く、タンニンは甘く、全体的な印象は力強さと熟した味わいが織り交ぜた繊細さが印象的です。
ワイン・アドヴォケイト:93点
飲み頃:2007 - 2025
最終試飲日:2002/4/30
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