ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ について
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティは、世界最高峰の赤ワインと呼ばれており中世から今日もなお、ワイン愛好家の間で憧れのワインと言われています。ローマ時代から続くその長いバックボーンは、フランスの歴史とともに歩み、その最高峰のテロワールを持つ畑を増やし続けてきました。現在DRC社が単独所有するグラン・クリュ(特級畑)はヴォーヌ・ロマネ村に1.8haあり、極上のピノ・ノワールが栽培されています。その中でも非常に厳格な選果をの目を潜り抜けた最上のブドウだけが、最高峰のワインに使われるのです。そのボトル数は年間多くても5-6,000本ほど。その類まれなる高いクオリティと、希少性が、世界最高峰であり最高額のワインを造り上げているのです。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ2004 の特徴・評価
ラ・ターシュと似た色合いですが、香りははるかに表現力が豊かで、突き抜けた最初の印象、その後に30分間スッと消え、その後再びチェリー、野生のイチゴ、白い花の華やかさと透明な蜂蜜の背景が戻ってきます。2005年のブルゴーニュワインの多くに私が感じたように、とても複雑な印象を与えるワインです。 味わいは非常に滑らかで、まとまりがあり、力強さはまったくありませんが、より正確で芯のあるワインです。 滑らかではあるもののシルキーではないテクスチャーで、土のような、チェリー、緑の葉のような仕上がりがあります。 現時点では少し平面的ですが、グラスの中に長く留まるほど、よりエレガントで魅惑的になっていきました。 後味に糖蜜のタッチがあり、これも 2005 年のブルゴーニュにも多くに見られた特徴です。 この先の隠れた楽しみが詰まったボトルだということに間違いありません。
ワイン・アドヴォケイト:96点
飲み頃:未記入
最終試飲日:2007年2月
DRCのワインを見る