ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ について
「ワインの皇帝」、「至上至高のワイン」、これらの賛辞にふさわしいワインを守り続けるために、DRC社ではかたくなに伝統的製法を守り続けています。ロマネ・コンティの素晴らしさの源泉のひとつは気の遠くなるような手作業にあることは疑いようもありません。
収穫は手摘みで丁寧におこない、完熟した果粒のみを選んで、ぶどうは粒単位で選り分けるため、当然収穫量も少なくなります。そして伝統的な木桶によるゆるやかな発酵、樫の新樽を100%使用した18~24ヶ月の熟成、卵白による清澄を経て、ようやく瓶詰
めに至るのです。
ローマ時代から続くその長いバックボーンは、フランスの歴史とともに歩み、その最高峰のテロワールを持つ畑を増やし続けてきました。現在DRC社が単独所有するグラン・クリュ(特級畑)はヴォーヌ・ロマネ村に1.8haあり、極上のピノ・ノワールが栽培されています。
その中でも非常に厳格な選果をの目を潜り抜けた最上のブドウだけが、最高峰のワインに使われるのです。そのボトル数は年間多くても5-6,000本ほど。その類まれなる高いクオリティと、希少性が、世界最高峰であり最高額のワインを造り上げているのです。
世界中のワインファンの羨望を一身に集めて。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ・リシュブール2004 の特徴・評価
輝かしいDRCの中でも最高峰の畑
リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。
コート・ドールの丘の中腹に位置し、ラ・ロマネとロマネ・コンティに隣接する最高峰畑リシュブール。約8haある畑の中で、DRCは3.5 ほどを所有しています。リシュブールという名前は「豊かな町」という意味があり、その起源は定かではありません。
リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。トリュフのような香りが漂い、筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太です。若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展、果てしなく長いと言われる素晴らしい余韻が特徴です。「死ぬまでに飲みたいワイン」として、数々名前があがるワインです。
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