オーパス・ワン について
オーパス・ワンは、ボルドーの第1級格付けシャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ロスチャイルド氏と、カリフォルニアワインの巨匠、ロバート・モンダヴィ氏という2大巨頭が、長年の思いを形にさせたと言われるまさに"夢のようなワイン"です。
ワイナリーはカリフォルニア州ナパヴァレーのオークヴィルに位置しています。オークヴィルは名門ワイナリーがひしめくナパヴァレーの中心部で、朝方まで濃霧が発生する一方、夏は30度を超えるなど昼夜の寒暖差が非常に大きな地域です。これはブドウにとって理想的な気象条件のひとつであり、ナパヴァレーが一躍偉大な赤ワインを生み出す銘醸地に名を連ねることとなった所以でもあるでしょう。
「オーパス・ワン」とは音楽用語で『作品番号1番』という意味で、「1本のワインは交響曲、1杯のグラスはメロディのようなもの」という2人の思いが込められた名前と言われています。
オーパス・ワンで生産されるワインはボルドースタイルで、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の濃厚な赤ワインで、アルコール度数の高い、長期熟成型のワインが造られます。1984年のリリースまもなくして、高級ボルドーワインに引けを取らない注目度となったオーパス・ワンは、2000年代初頭より価格が高騰の一途を辿り、瞬く間に世界に名を馳せるプレミアムワインの仲間入りを果たしました。
オーパス・ワン2013 の特徴・評価
深いガーネット色をした2013年のオーパス・ワンは、黒と青の果実(ブルーベリーのコンポート、ブラックベリーパイ、ブラックカラントコーディアル)に包まれた香りが弾ける前に、少しスワリングをする必要があります。ローストローズマリーの香りとともに、後から燻製されていない葉巻、新しいレザー、ビーフドリップ、メンソールの印象が出てきます。 ミディアムからフルボディにかかる味わいは、力強さと優美さを併せ持ち、エネルギーに満たされ、深みのある黒系果実に支えられ、贅沢なタンニンと切れ目のないフレッシュさを印象づけ、しっかりと長く美しい余韻を残します。
オーパス・ワン2013 の受賞歴
ワイン・アドヴォケイト:98点
飲み頃:2021 - 2046
最終試飲日:2021/2/27
オーパス・ワンのワインを見る