シャトー・オー・ブリオン について
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一右岸地区から格付けに選出されました。150年以上が経った今でも、それは変わることなく唯一無二の右岸シャトーとして、そして第1級格付けシャトーとして61シャトーの中にその名を連ねています。
シャトー・オー・ブリオン2016 の特徴・評価
2016年のオー・ブリオンは、メルロー 56%、カベルネ・ソーヴィニヨン 37.5%、カベルネ・フラン 6.5% をブレンドしています。 中程度から濃いガーネット紫色で、香りは深みと魅力を同時に感じさせ、キルシュトルテ、熟れたブラックカラント、ブルーベリーのジャムを中心に、とびきりゴージャスなモレロチェリー、ライラック、レッドローズの香りが漂い、サンダルウッドと下草の香りが漂います。 ミディアムボディで、エレガントに作られた味わいは、非常に細分化されたタンニンと継ぎ目のないフレッシュさのしっかりした骨格を備えた、強烈な花、ミネラル、カシスを思わせるフレーバーが完全に詰まっており、非常に長く驚くほどに素晴らしいフィニッシュを迎えます。
ワイン・アドヴォケイト:100点
飲み頃:2025 - 2070
最終試飲日:2018/12/1
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