シャトー・オー・ブリオン について
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一右岸地区から格付けに選出されました。150年以上が経った今でも、それは変わることなく唯一無二の右岸シャトーとして、そして第1級格付けシャトーとして61シャトーの中にその名を連ねています。
シャトー・オー・ブリオン2009 の特徴・評価
2009年のオー・ブリオンは深いガーネット色で、最初はやや閉じていて恥ずかしがり屋ですが、ゆっくりと広がり、温かいブラックベリー、プラムのジャム、桑の実、ブラックカラント・コーディアルの官能的な概念が現れ、スターアニス、モカ、湿った土のタッチが加わります。 フルボディで張りがあり、口の中でしっかりと絡み合う味わいは、熟した粒状のタンニンの非常にしっかりしたフレームとともに口を覆う黒い果実とミネラルの層をもたらし、長く素朴な余韻をもたらします。 花開くまでにはまだ時間がかかりそうです。
ワイン・アドヴォケイト:100点
飲み頃:2020 - 2054
最終試飲日:2019/3/15
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