シャトー・マルゴー について
シャトー・マルゴーは、初めてボルドーで格付けが行われた1855年に、最高ランクにあたる第1級を獲得したシャトーのひとつです。そして第1級の中でもただ1つだけ、ジロンド県のテイスティングで最高得点にあたる20点満点を付与されたのも、このシャトー・マルゴーでした。シャトー・マルゴーは歴史上に多くその名を刻んでいます。18世紀にはルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人が宮廷に持ち込んだことで瞬く間にその魅力を知れ渡したと言われ、その後の19世紀には文豪のヘミングウェイはマルゴーを愛して幾度となくシャトーに滞在、愛娘にその名を贈ったこともあまりに有名な歴史上の出来事として語られています。5大シャトーの中でも最も高貴でエレガントな女性的な味わいと言われるシャトー・マルゴーは、『ボルドーの女王』『ボルドーの宝石』などと称される程、世界中の人々に崇め愛されているのです。
シャトー・マルゴー2008 の特徴・評価
このヴィンテージは見事なシャトー・マルゴーで、セクシーで率直でエレガントなスタイルで作られており、春の花と混ざり合った深いクレーム ド カシスの果実、豊かさと深さのしっかりとした芯を備えていますが、さらには非常に甘いタンニンと印象的なミネラル感もあり大変な優雅さ備えています。 最近ボトリングされたシャトー マルゴーの中で最も魅惑的なものの 1 つです。カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー10%、残りの少量のカベルネ・フランとプティ・ヴェルドを含んだのこのブレンドは、今後25~30年は美しく飲めるはずです。2008 年のシャトー・マルゴーのファーストラベルに選ばれたのは、全生産量のわずか 36%でした。
ワイン・アドヴォケイト:94点
飲み頃:2011 - 2041
最終試飲日:2011/5/2
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