セーニャ について
チリワインの名門エラスリス家の当主エデュアルド・チャドウィック氏と、あの「オーパス・ワン」を生んだカリフォルニアワインの父 ロバート・モンダヴィ氏が手を組んで生まれたチリ初のジョイント・ベンチャーです。オーパス・ワンワイナリーを大成させたモンダヴィ氏が、次なる機会を探して乗り込んだ先がチリ。チリは、恵まれたテロワールと気候によって害虫の侵入を受けにくかったことから、19世紀後半から世界中に繁殖し猛威を振るったフィロキセラの被害を一切受けなかった唯一のワイン生産国でした。1990年代以降、目覚ましいワイン造りの品質向上を遂げ、フランスのボルドーやカリフォルニアに匹敵するカベルネ・ソーヴィニヨンの聖地として広く知られることになりました。そこに着目したモンダヴィが手を組んだのが、1860年代からカベルネ・ソーヴィニヨンの聖地と称されるアコンカグア・ヴァレーで高品質なぶどうを栽培し続けてきた7代続くエラスリス家。チリのワインを世界に知らしめるべく、手を組んだのです。セーニャの名前の由来は、スペイン語で「ひときわ卓越した印」といった意味を持ち、今日名実ともにチリの卓越したワインの地位を確固たるものにしています。
セーニャ2014 の特徴・評価
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、カルメネール16%、マルベック11%、メルロー8%、プティ・ヴェルド5%のブレンドで、深いルビー・レッドの色調に深紅の煌めきを呈し、香りは非常に複雑で深く、何層にも重なる凝縮した赤い果実のブーケは、ラズベリーやレッドチェリーに杉、ベイリーフ、ディルに微かなタバコの香りとアニスの感触が加わり、全ての要素がココアとクローヴの軽やかなアロマに縁取られています。豊かで凝縮したフルボディの味わいには、豊富で若々しいながら豊潤なタンニンと洗練された長い余韻があります。
セーニャ2014 の受賞歴
ワイン・アドヴォケイト:95点
飲み頃:2017 - 2029
最終試飲日:2017/4/28
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