シャトー・マルゴー について
シャトー・マルゴーは、初めてボルドーで格付けが行われた1855年に、最高ランクにあたる第1級を獲得したシャトーのひとつです。そして第1級の中でもただ1つだけ、ジロンド県のテイスティングで最高得点にあたる20点満点を付与されたのも、このシャトー・マルゴーでした。シャトー・マルゴーは歴史上に多くその名を刻んでいます。18世紀にはルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人が宮廷に持ち込んだことで瞬く間にその魅力を知れ渡したと言われ、その後の19世紀には文豪のヘミングウェイはマルゴーを愛して幾度となくシャトーに滞在、愛娘にその名を贈ったこともあまりに有名な歴史上の出来事として語られています。5大シャトーの中でも最も高貴でエレガントな女性的な味わいと言われるシャトー・マルゴーは、『ボルドーの女王』『ボルドーの宝石』などと称される程、世界中の人々に崇め愛されているのです。
シャトー・マルゴー2011 の特徴・評価
有名なシャトー・マルゴーの 2011年は、プラムのような濃いルビー色に加え、春の花の香り、甘くしなやかでよく溶け込んだタンニン、ミディアムボディ、そして偉大な初芽に期待される優雅さと高貴さを誇っています。 2009年や2010年ほどの力強さや凝縮感はありませんがフィネス、エレガンス、純粋さ、しなやかさを備えています。 このワインはすでにすでに驚くほど飲みやすいものですが、まだこの先15~20年は保存できるはずです。
ワイン・アドヴォケイト:93点
飲み頃:2014 - 2034
最終試飲日:2014/4/30
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