セーニャ について
チリワインの名門エラスリス家の当主エデュアルド・チャドウィック氏と、あの「オーパス・ワン」を生んだカリフォルニアワインの父 ロバート・モンダヴィ氏が手を組んで生まれたチリ初のジョイント・ベンチャーです。オーパス・ワンワイナリーを大成させたモンダヴィ氏が、次なる機会を探して乗り込んだ先がチリ。チリは、恵まれたテロワールと気候によって害虫の侵入を受けにくかったことから、19世紀後半から世界中に繁殖し猛威を振るったフィロキセラの被害を一切受けなかった唯一のワイン生産国でした。1990年代以降、目覚ましいワイン造りの品質向上を遂げ、フランスのボルドーやカリフォルニアに匹敵するカベルネ・ソーヴィニヨンの聖地として広く知られることになりました。そこに着目したモンダヴィが手を組んだのが、1860年代からカベルネ・ソーヴィニヨンの聖地と称されるアコンカグア・ヴァレーで高品質なぶどうを栽培し続けてきた7代続くエラスリス家。チリのワインを世界に知らしめるべく、手を組んだのです。セーニャの名前の由来は、スペイン語で「ひときわ卓越した印」といった意味を持ち、今日名実ともにチリの卓越したワインの地位を確固たるものにしています。
セーニャ2012 の特徴・評価
カベルネ・ソーヴィニヨン52%、カルメネール23%、メルロー12%、マルベック7%、プティ・ヴェルド6%のブレンドで、太平洋の影響を受けているアコンカグア渓谷の真ん中にある、粘土質の岩だらけの丘の中腹にある涼しいブドウ畑から作られています。鮮やかで焦点が定まっており、赤い果実を混ぜた香りがあり、熟した黒い果実とタバコ、バルサミコの香りが漂い、ミディアムボディの味わい、非常に良いフレッシュさと酸味、洗練されたきめの細かいタンニンがあります。
セーニャ2012 の受賞歴
ワイン・アドヴォケイト:92点
飲み頃:2015 - 2022
最終試飲日:2014/6/26
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